インタビュー

高橋 章さん

Profile

出身:東京都
生年:1965年
入社:平成25年10月

高橋 章さん

入社のきっかけは?

以前は別のタクシー会社でタクシー乗務員をしていましたが、勤務先の営業所が閉鎖になったため、転職先を探していたところ、知人の紹介で入社することになりました。

会社の特徴?

会社は日本交通グループなので、大手グループのメリットが大きいです。例えば、有名ホテルや銀座など、多くのお客様が利用してくださる専用乗り場があることや、日本交通のスマホアプリの配車システム、法人チケットが使えることで、前の勤務先と同じことをやっているのですが、収入は10%くらいは増えました。

教育面では、最初に先輩ドライバーによる同乗指導があるので、お客様を拾うためのテクニックや知識を全部教えてもらうことができます。 以前の会社では、「後輩にノウハウを教えると自分が損をする。」という考え方だったので、全部自分で覚えていく必要がありました。そういった意味では、社員同士でのノウハウを教えあう社風があると、新人の方には特にメリットがあると思います。

仕事のやりがいは?

毎日30組~40組のお客様を乗せるのですが、多種多様な職業の方と出会うことになりますので、色々なドラマがあります。 今までで一番印象的だったのは、東日本大震災の次の日に、福島の自宅まで送り届けたお客様です。

そのお客様は、友人の方とゴルフで東京に来ていた時に震災が起こり、家族の元に帰るため、タクシーで帰ろうとしたところ、何台ものタクシーに断られたそうです。 通常は距離がオーバーしてしまうので、お乗せすることができないんですね。 私も会社に確認を取り、有事ということで特別にOKが出ました。福島に向かう前に、トランクや社内に食料や水などを目いっぱい詰め込み、道中は6号線をゆっくり安全運転で向かいました。お客様とも仲良くなり、福島のご自宅に送り届けたときには家族の方にも大変感謝され、乗車代は高額になってしまったんですがさらにチップも頂けました。この時、交通機関が止まってしまうような有事の際、タクシーは無くてはならない交通機関の一つだと誇りに思えるドラマでした。

仕事の大変なところは?

新人の時は、タクシー特有の勤務体系に慣れるまでは大変ではないでしょうか。
当社には、4つの勤務体系がありますが、私の場合は、14時に出庫して次の日の10時頃まで20時間勤務が基本なのですが、これに慣れるまでは大変でした。でも今は、1日があっという間に終わってしまう感じで、時間が長くて辛いことはないですね。

転職者へのメッセージ

タクシー乗務員をやる前は、建築関係の仕事を20年していたんですが、タクシーをやるかどうか5年くらい悩みました。実際に、「タクシーで食べていけるのだろうか、自分にできるのだろうか。」ということです。
実際に始めて見ると自分が思った以上に稼ぐことができたので、もし悩んでいるのであれば、挑戦してみた方が良いと思います。 当社には現在、1年間の給与保障もありますから。挑戦するリスクは少ないと思います。私が始めた時には、教育も給与保障もありませんでしたが。。。この会社は新人さんには良い会社だと思います。

上司からのコメント

高橋さんは曜日を選ぶことなく、いつも目標金額をしっかりクリアしていらっしゃいます。その日の時間配分を意識し、苦手なエリアも無く、効率よく営業していること、接客が素晴らしいことなどが理由でしょうか。後輩の面倒見も良いので、安心して新人の方の同乗やアドバイスをお任せできる方です。現在は黒タク・カムリ乗務員ですのでさらなる活躍を期待しております。